UNLOCK THE POWER OF GIRLS

2024 受賞者
レシュマ・サウジャニ

STEM教育を通じて少女たちの力を解き放つ

パワー・オブ・
ラディアンス・アワード 2024

資生堂のグローバルラグジュアリーブランド
「クレ・ド・ポー ボーテ」は、
2024年度の
「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」
の受賞者に、
女子のSTEM (科学、技術、工学、数学)教育の
推進に向けて幅広い活動を展開する
レシュマ・サウジャニさん
(米国・ニューヨーク在住)
を選出しました。

毎年実施されている本アワードは、
少女たちへの教育を支援し、
地域社会で行動を起こしている女性を
表彰するものです。
レシュマ・サウジャニさん率いる
NPO団体「Girls Who Code」は、
「2030年までに技術職への志願者における
ジェンダー格差を解消する」
という大きな目標を掲げ、
コンピューター・サイエンス分野で
活躍する女性の増加・支援に取り組んでいます。

同NPOは設立以来、
世界最大規模で女性や
ノンバイナリーの科学者たちの
育成プログラムを構築。
580,000人の少女たちに
技術的スキル、
およびメンターシップを
得られる機会を提供してきました。

このミッションを支援するため、
クレ・ド・ポー ボーテは「Girls Who Code」
およびサウジャニさんとともに、
STEM分野における次世代女性リーダーを
育成する取り組み
「20 Under 20」キャンペーンを
展開します。

サウジャニさんは、
弁護士・政治家として
キャリアをスタート。
2010年に初のインド系アメリカ人女性として
米国連邦議会議員選挙に立候補し、
歴史に名を刻みました。

選挙運動期間中に地元の多くの学校を訪れた際、
コンピューター・サイエンスの授業で
大きなジェンダー格差を目の当たりにしたことが、
この問題に深く関わるきっかけとなりました。

サウジャニさんは、
過去10年以上にわたって
女性や少女たちの
エンパワーメントのための活動や
プラットフォームを立ち上げてきました。
その目は現在、
テクノロジー分野における
ジェンダー格差の是正にとどまらず、
「Moms First」の創設者兼CEOとして、
ジェンダー平等および
女性の経済的エンパワーメントに
向けた
幅広い取り組みにまで向けられています。

サウジャニさんは
「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」にて
授与された助成金をもとに、活動の輪を広げ、
さらに多くの少女たちが
STEM分野に対する関心を
維持できるよう
後押しする予定です。

必要性を感じたら常に行動を起こす。
そんなサウジャニさんと「Girls Who Code」は、
米国のクレ・ド・ポー ボーテとともに
「20 Under 20」キャンペーンを展開しています。

これは、20歳未満でコンピューター・サイエンスの
履修を断念してしまう傾向が高いことから、
米国の20歳未満の女性20人に
クレ・ド・ポー ボーテの先端研究施設や
研究員からのメンターシップ、
STEMの追求をサポートする助成金など
特別なプログラムを提供するものです。

クレ・ド・ポー ボーテは、
STEM教育を通じて
少女たちの可能性を引き出すことは
より良い世界を実現する鍵のひとつ
だと考えています。

サウジャニさんと「Girls Who Code」は、
STEM分野における
ジェンダー平等の推進に寄与し、
ポジティブな変化をもたらす
大きな力となっています。

2024年受賞者

レシュマ・サウジャニ

パワー・オブ・ラディアンス・アワード

ALYONA TKACHENKO

2024年受賞者

レシュマ・サウジャニ

2024年受賞者

レシュマ・サウジャニ

レシュマ・サウジャニさんは、世界の第一線で活動する「Girls Who Code」と「Moms First」(旧Marshall Plan for Moms)の創設者です。自身も母親であり、10年以上にわたって女性や女子の経済的エンパワーメントに取り組む運動を展開。テクノロジー分野における男女格差の是正に取り組み、最近ではパンデミックの影響を受ける母親を支援する政策を提唱しています。

また、世界的ベストセラー『Brave, Not Perfect(邦題仮:完璧ではなくとも、勇気をもって)』の著者でもあり、彼女のTED講演「Teach girls bravery, not perfection(邦題仮:女の子には完璧さよりも勇気を)」は、世界中で500万ビューを突破しました。

レシュマさんは弁護士・民主党のオーガナイザーとしてキャリアをスタートし、2010年に初のインド系アメリカ人女性として米国連邦議会議員選挙に立候補、政界に躍り出ました。選挙運動の期間中、レシュマさんは地元の多くの学校を訪れ、コンピューターの授業などにおける男女格差を目の当たりにし、それが「Girls Who Code」を立ち上げるきっかけとなりました。